MingeiABC

study of Soetsu Yanagi

メモより 明治後期産業発達史資料 続

 継続こそが、現状打開。

寒さの厳しい(この暑さからは遠い記憶のようですが)地域に住み出して、

夏への苦手意識が変化してきました。

夏の方ががんばれているような。

冬は身体も縮こまってしまって、日も短く、夏こそがんばり時です。

up日付けを越えてしまいましたが、緩めに寝るまでにを期限とします。

 

 

『明治後期産業発達史資料』龍渓書舎、1994年復刻。

・第49巻 『兵庫県農工商業雑報』第1〜7回、兵庫県第一部勧業課、明治21年8月〜22年4月。

  第3回関西府県聯合共進會概況

  p.1〜24  淡路焼、三田青磁器。

  第4回縣下重要特有及著名物産々額 明治二十年分

  p.42〜45  立杭焼、淡路焼、三田焼、出石焼、明石焼、姫路焼。

 

・第50巻 『兵庫県物産調書』兵庫県内務省第四課、明治33年7月。

  紙 

  p.109〜137  陶磁器 出石郡、有馬郡、津名郡三原郡、明石郡、多紀郡

 

・第54巻 農商務省工務局調『主要工業概覧』明治45年7月。

 p.159〜164陶磁器業

 

・第200巻 『輸出重要品要覧』工産之部、農商務省商工局、明治29年4月。

陶磁器七寶器

産地…岐阜、愛知、佐賀、京都、石川、愛媛、福島、兵庫

種類… 欧米向と東洋向

 

・第221巻 『明治工業史 化学工業篇(中)』工学会啓明会、大正14年6月。

p.350〜396 窯業

メモより 明治後期産業発達史資料

 まず手を動かして、そこから考えるということにしました。

mingeiについて考えること四半世紀・・・。

手元にあるメモの整理を兼ねて、かつて何か糸口になると考えて、記録していたこと

情報整理に連ねてみようと思います。

事実の列挙から、点と点が結ばれて線になりますように。

 

 マニアック過ぎて公開する意味ないようですが、今ワタシが関心のあることというよりは、過去に精力的調べてその成果を活かしきれていない素材の覚書です。

 

 ここに記すことで、忘れていいことは忘れて、何がしたいのかのフォーカスを合わせて行きたいと思います。

 

 山陰の陶器の生産について、産業として見たらどうなるかを考えていた時に、当たっていた資料。OPACで『明治後期産業発達史資料』を調べたら、神戸大学の社会科学系図書館の蔵書には、前期しか入っていない様子。ただ、手元にコピーがたくさんあるのでよその大学ではないような気がしするけれど、関学にあるので、関学で調べたのかもしれません。

 

『明治後期産業発達史資料』龍渓書舎、1994年復刻。

・第185巻『各府縣輸出重要調査報告 附産業概説』(岡山、廣島、山口、島根、鳥取)

  農商務省商工局、明治40年3月。

 p.1中国五縣生産総額

 p.124〜147島根縣

 p.147〜168鳥取

 

・第388巻農商務省文書課編纂『帝国物産地誌通覧・全』大日本實業學會出版、明治29年3月。

 p.32〜33鳥取

 p.33〜34島根

 p.83〜85鳥取

 p.85〜87島根 

 

 

いろんな資料に当たっていたんだなぁと懐かしい。

一夜明けて

 おはようございます。

長いブランクの間も、昨日もさっそく読みに来てくださった方々、

ありがとうございます。

 

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                 中学生部活お弁当、5:40出発。卵焼き入れ忘れた(・_・;                 

                     水筒、締め方緩く出がけに水漏れ騒動、息子よゴメン。

 

 思えば、社会人として働き出して以降、本音で話せる場面や人が減ってきましたが、自分のしたい仕事をしているという充実感がありました。結婚して退職し、妻、母としての役割で動くことが大半になると、いつの間にか自分主体で動けなくなって、自分のしたいことをすることも、考えを話すことも、さらに出来なくなってきていました。

 そんなところからの転換点が、去年の春でした。急遽パスポートを取り、受け取った翌日の飛行機に乗って、義父の仕事のお手伝いで3泊でマカオに行きました。一人で飛行機に乗って座席に座った時、その身軽さに心が浮き立ちました。

 出来ないことの大半は、自分が出来ないと決めてしまっているからなんだなと思ったのです。三男が4歳になって、自立してくれていたことも、まだ間に合うよと背中を押してくれた夫や長男次男の協力あってのことですが、それも全てトータルで家族と自分との人間関係、自分の生き方だと感じたのです。

 

 錆びついた感覚を戻すには、エネルギーが要ります。細々とした翻訳すらも停滞していました。ただ、すべてのことは必然で、時々読んでいるブログからのちょっとしたヒントなどで、日々の暮らしは変化します。

 ワタシは本当にワタシ自身の口にしたもの、目にしたもの、肌に触れたもの、その集合体だと感じています。そのために、食の安全をおろそかにはしたくないし、週に5日は3㎞ほど歩いて、畑で野菜を育てている、そういった田舎での家族との生活が、ワタシそのものなのです。ただ、発信すること、仕事にエネルギーを費やすことが後回しになっているため、その価値観を軌道修正して、書くことを取り戻すには、どうしたらいいのかなと、気力が満ちるのを待っていたのです。

 

 脱線しますが、万年筆のインクは、パーカーのボトルのブルーブラックが好きです。モンブランのブルーブラックを好む人の風情も好きですが、自分はまだ、モンブランの渋さの域には達していないのです。万年筆のインクについて、楽しく話せる人には親近感を感じます。そういうチャンネルが合う感じも錆びてきていました。

 最近は、身体を動かしほぐすことに、心地よさを感じています。

 

 次回からは研究メモをしばらく書いてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

ブランクを経て

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                               (写真は長男撮影)

長く書けませんでした。

大きな目標はあるのに、足下の一歩が踏み出せないような。

自分のこと家族のことではなく、仕事について、

絡まった紐を解くようにして、言葉を紡げたら、

そう思う新月です。

 

 

 

 

『ドリーム』

更新するまで間があきました。

その間に、見に来てくださった方々、ありがとうございます。

 

新作ではありませんが、

かねてから読みたかった本と映画(DVD)を読んだり観たりできました。

本は恩田陸著『蜜蜂と遠雷』。

映画は『ドリーム』(原題"Hidden Figures")、公開前から観たいと思っていて、

ようやく。

 

ブランクがあったり、前例がなかったり、

そんなことを言い訳にしない人が描かれています。

 

私も英訳は滞っているものの、

夢の単著のタイトルが固まってきて、自分のするべき仕事の道筋が、

少し見えてきました。

私も進んでいきたいとまっすぐに思える2つの作品でした。

日本民藝館「棟方志功と柳宗悦」

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 先日、「棟方志功柳宗悦」展を観に行ってきました。

「心偈」出品されていました。

柳宗悦直筆の「心偈」の原稿も展示されていました。

初めて見ました。海外の方にも読んでもらえたらいいなと

思いを新たにしました。

『心偈』単語帳3

続き

茶   tea

抹茶   matcha, powdered green tea

一服   break, temporary pause,

一服たてる   put up a cup, make tea

茶を点てる   a ceremonical act of making tea,  a person who makes a tea during a tea ceremony, perform the tea ceremony

一服いかが?   How about some tea?

茶をたしなむ、茶道をたしなむ   drink green tea, practice sado, learn sado

茶事   chaji, tea gathering for the tea ceremony, Japanese tea ceremony

茶室   tea-ceremony room, tea-ceremony house, tea room, tea house

茶器   chaki, a tea set, a tea-service, tea things

茶の湯   chanoyu, tea ceremony

茶人   master of tea ceremony, an expert in the tea ceremony

茶道   tea ceremont

袱紗   fukusa, a small silk cloth

 

日付越えてしまいましたがl、今夜も続きを。